退職後の健康保険は、国保か任意継続か?!
退職時に迷ったこととか、知らなかったことを少しずつ書いていきます。
退職したら、国民健康保険に入るものだと、勝手に思い込んでおりました。
しかし、人事の方から、「健康保険どうしますか? 」と訊かれて、「任意継続」なる選択肢があることがわかりました。
私の場合は任意継続の方が断然得でした。
( 人によると思います )
任意継続というのは、在職時に入っている健康保険に引き続き入るというものです。( ただし、2年間だけ )
私の場合は、計算したら、断然「任意継続」の方がお得でした。
つい忘れがちですが、保険料は前年の収入で決まります。
したがって、私の2020年度の保険料は、2019年1月~12月の収入で決定されます。
退職したのが11月なので、まるまるの年収よりは少ないですが、年収の8割くらいはありました。
国民健康保険の保険料は、住所地の市役所に問い合わせれば分かります。
私の住んでいる市では、市のウェブサイトで計算できるようになっていたので試算してみました。
結構、悲しくなるような額でした。
実は、前年の収入というのをすっかり忘れていて、収入がなくなるからと、一番安い収入額で試算して楽勝だと勘違いしておりました。(泣)。
そして、、、
任意継続の場合も保険料はUPします。
これも、知ってはいましたが、すっかり頭から飛んでいました。
在職中に天引きされているのは、『本人負担分』という事です。
実際には、『会社負担分』がある訳で、『任意継続』の場合、全額自己負担となります。
ただし、上限額が定められていて、私の場合は倍にはなりませんでしたが。
( 若い方とか給料がそれほど多くない方なら、倍もあり得ると思います。)
それでも、保険料は相当UPいたしました。( 国民健康保険よりは安いけど )
退職を予定されている方は、どっちが得か、確認してみてください。人によって違うと思います。
2年間、最後まで『任意継続』の方が得とは限らない!
ただし、今後の私の収入がどうなるかによりますが、この先、収入が前職ほど得られない状態が続いたとしますと、『任意継続』は2年間ですから、途中から、国民健康保険の保険料の方が安くなります。

したがって、国民健康保険へ切り替える必要が出てきます。これは何月に辞めたかで変わってきますので、ご注意ください。
まあ、再就職してしまえば、選択肢はありませんが。。。
まとめ
1. 健康保険は、前年1月~12月の収入で、翌年4月~3月の保険料が決まる。
2.国民健康保険か、任意継続かの選択肢がある。
3.任意継続の方が断然安くなるケースがある。(人による)
4.任意継続だったとしても、全額自己負担(労使折半なし)になるが、上限がある。
5.任意継続は離職時の保険料がベースで、2年間続くので、無収入が長引けば、途中から国民健康保険の方が安くなる。
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